- NO.10052376 2021/12/12 11:36
田舎だと生活費が安く抑えられる「ほぼ嘘」? 田舎暮らしの理想と現実のツイートが話題に 「自然豊かな場所で、生活費を抑えながら悠々自適な生活を送りたい」と、田舎暮らしに憧れたことがあるだろうか。最近ではテレワークの浸透により、地方への移住の需要も高まっている。その一方で、理想と現実のギャップも見えてきた。今回はツイッターで話題を呼んでいる、終末かまってちゃん(@shoujo_shuumatu)さんのツイートをもとに、田舎暮らしの課題について詳しく見ていこう。
生活費が安く抑えられるのは間違い?移住の落とし穴とは
田舎での生活で生活費を抑えるためには様々な工夫が必要だという、終末かまってちゃん(@shoujo_shuumatu)さんのツイート(画像はTwitterの投稿画像から引用)
11月30日、終末かまってちゃんさんは自身のツイッターアカウントにて「『田舎だと生活費が抑えられる』っていうのは『ほぼ嘘』なので気を付けてね」と移住の際に気をつけるべきポイントについて言及。続けて「自足自給とか特殊な例を除いて『普通の人が普通に生活』しようとすると、田舎は物資が少なくエネルギー単価が高い訳だから、普通に生活費高くつきます。下手すると都市部よりコストかかる」と、生活コストがかえって高くなる理由について明かした。
同ツイートには、1.4万件のいいね(2021年12月10日時点)が寄せられ、さまざまな共感を呼んでいる。「車がないと生活できないのでガソリン代と維持費がばかにならない」「都会人は自給自足で節約できると思っている人多いけど、実際に農業をやるとなると獣や害虫対策、除草、農業資材などコストがめっちゃかかります」「黙ってスーパーで数百円の野菜買った方が超リーズナブル」など、地方での生活の厳しい現実と日々向き合う人の声が多数上がっている。
理想の田舎暮らしを叶えるには、二段階移住がおすすめ
土地が安い田舎で空き家を購入し、家賃などの支出を抑えているという人も
光熱費や食費などがかかり、移住をすることでかえって高まってしまうかもしれない生活コスト。都会よりコストが下がるものといえば、代表的なものは土地の価格だろう。
土地価格相場が分かるサイト「土地代データ」が公開する「基準地価 都道府県ランキング 2021年」によると、最も基準地価平均が安いのは「秋田県」(1万6,153円/㎡)、次いで「青森県」(1万9,595円/㎡)、「島根県」(2万3,856円/㎡)という並びに。
最も高い「東京都」(102万7,417円/㎡)と比べると、都心から離れた場所ほど地価が安くなっている。移住に伴い空き家の購入を検討している人は土地の安い都道府県を探してみるのも1つの手だろう。
gooランキングが発表した「将来移住したい都道府県ランキング」では、3位長野県、2位北海道、1位には福岡県が選ばれている。都心からのアクセスや生活のしやすい県が選ばれている印象だ。
最近では自然が豊かで生活基盤の整った街に移住し、さらに理想の田舎暮らしを叶える場所を探す「二段階移住」が増えているという。「こんなはずじゃなかった……」と後悔しないためにも、長野や北海道、福岡など、各エリアの主要都市への移住から始めてみるのはいかがだろうか。
参照元:移住の際「田舎だと生活費が抑えられる」って言うのは「ほぼ嘘」なので気を付けてね。【終末かまってちゃん(@shoujo_shuumatu)さん】
※サムネイル画像は(「写真AC」より引用)
【日時】2021年12月12日 11:30
【提供】オトナライフ
【理想と現実】田舎暮らしの生活費、大して安くない説…
まぁ家賃が安いくらいやなー